私らしい生き方・働き方

世の中のためになるクリエイティブなことをライフワークに!

  • 横田可奈(よこたかな)さん
  • ライター/エディター

<プロフィール> 1980年神戸生まれ。神戸松陰女子短期大学生活造形学科卒業。2001年兵庫県立美術館勤務、2003年森美術館勤務、2006年に出版社ギャップ・ジャパン入社。2017年からフリーランスのエディター・ライターとして主にライフスタイル・カルチャー系の雑誌や書籍、WEBマガジンなどで活躍。趣味はアートとワインをめぐる旅。2017年9月に第一子を出産。東京都在住。   自分が好きなこと、興味のあることに時間をかけられる生き方を決意 ファッションやアートが好きな母親の影響もあり、小さい頃からファッション雑誌やカルチャー雑誌をパラパラ眺めては、「いつか自分もこういう雑誌を作りたい」という思いを抱いていました。 高校生の頃は「Neo Asia」というクリエイティブグループを結成し、私は写真を、友達はヘアメイクを担当して校内の可愛い女の子をハントしては美術室の隅っこで撮影会をして“クリエイター”の真似っこをして楽しんでいました。 大学生時代に光文社「JJ」のライターとして少し働けたことが刺激となり、出版界を目指すことを決意。キ ャリアのスタートは25歳。フリーペーパーの編集・ライティングにはじまり、映画インフォメーションの150文字の原稿を編集長のOKが出るまで朝まで書き直し続ける日々でした。   それから13年、『マンスリーm』(休刊)や『東京カレンダー』『Frau』『Safari』『デザインノート』などのライフスタイル系の雑誌や料理本など多くの紙媒体を製作してきました。最近はWEBも増えてきています。情報誌のエディターは、常に最新の情報をキャッチし、面白いコンテンツを探し続けていなければならなかったので、今でも無意識にいち早く最新スポットに行ったり、流行りのグルメを食べに行ったりと、ミーハーな行動をしてしまいます(笑)   昨年会社を辞めてフリーランスになってからはより自分が好きなこと、興味のあることに時間をかけられる生き方をしようと決意しました。   アートやデザインに関する仕事をもっと増やしたい!という気持ちからフリーランスへ 長年、雑誌や書籍の編集の仕事に携わってきて、その都度与えられたテーマに没頭し、寝る暇も惜しんで企画を練り、原稿を書いてきました。基本的にミーハーなので、何にでも興味が持てるのですが、本当に自分が好きなアートやデザインに関する仕事をもっと増やしたいというのがフリーランスになろうと思ったきっかけでした。   また、エディター業だけでなく、ワークショップなどのイベントの企画やプロデュース業など、紙媒体だけでなく、立体的に活動の幅を広げたいという思いが強くなったからです。   「自分で仕事を選べる」 「仕事の量を調整できる」 「パソコンがあればほとんどの仕事がどこでもできる」   これはエディター・ライターの特性だと思います。午前中取材の後に友達とランチして、夕方までカフェで原稿を書き、保育園にお迎えに行く。残りの原稿は子供が寝てから…。といった比較的自由な働き方ができるので、毎日そんなにバタバタすることがないのは助かっています。   あと、この仕事は会いたい人にインタビューできたり、自分が気になる場所・もの・ことを取材できたりするので、毎日がワクワク・ドキドキ・エキサイティングなことも魅力です。   ワーキングマザーとして!自分の中から湧き出るエネルギーを感じる働き方 ワーキングマザーとしてはまだ半年程度のひよっこなので、実際に苦労がやってくるのはこれからなのかもしれません。徹夜で原稿を書いても終わらなかったり、校了日で大変な時に子供が熱を出したり、ということはこれからもたくさんあると思います。可愛い我が子を保育園に預けて働くのだから、その時間は集中して仕事をする。できるだけ好きなこと、やりがいを感じられる仕事をすることでモチベーションを上げて行きたいなと思っています。   今は、昔からの夢が叶い、好きなことを仕事にできているからこそ、頑張りがいがありますし、満足しています。人の話を聞くことが好きですし、原稿を書くこともとても楽しい。それってすごく幸せなことだと思います。そして、フリーランスという、「組織に属さず自分の力で仕事を得て生きていく」という生き方に昔から憧れていたこともあって、日々、自分の中から 湧き出るエネルギーを感じています(笑)   誰かの役に立つこと、喜んでもらえることがモチベーション この記事を読まれている方の中には、働き方や生き方を迷っていらっしゃる方もいるかもしれません。そんな時には、私はいつも「誰かの役に立っているか」を考えるようにしています。その仕事の内容が誰かの役に立つことか、喜んでもらえることであるかどうか、それはモチベーションを保つ上で大事な基準です。   そして、生き方に迷った時は、「自分の感受性ぐらい自分で守ればかものよ」という詩人の茨木のり子さんの言葉を思い出して自分にカツを入れることにしています。どんな結果も自分で選んだ末のものだし、上手くいかなくても、辛くても、その経験は次に活かされるので。少し飛びますが、このポジティブシンキングは、中学二年生の頃に阪神淡路大震災を経験し、「生きているだけで幸せなんだ」ということを身をもって感じられたことが影響しているのかもしれません…     世の中のためになるクリエイティブなことをライフワークに! 今、仕事とは別にレッジョ・エミリア・アプローチという教育法を取り入れたパフォーマー育成講座に参加しています。子供が生まれてからより興味が増した「教育」と、昔から 好きな「アート」を結びつけた、子供の豊かな感性をのびのびと育てるアプローチを自分でも実践できたらいいなと思い、参加しています。これからも、エディター・ライターの職にこだわらず、「世の中のためになるクリエイティブなこと」をライフワークにしていけたらいいなと思っています。   これからフリーランスで活動していこうと考えている方は、まずは自分が好きなこと、ワクワクすることに関わることが大切だと思っています。少しでも魅力を感じることや、気持ちがいいなと思う人に出会ったら、どんどん関わってみることをおすすめします。新たな価値観が自分の中で生まれると、アクションが起こしやすくなると思います。人生は一度きり。自分と自分が大切な人が笑顔でいられる毎日を過ごせるといいですよね。

仕事を通して成長し続けるパラレルワーカーとしての生き方

椎屋真理子 プロフィール
  • 椎屋真理子(しいやまりこ)さん
  • バレエ教室経営

<プロフィール> バレエ教室経営。業務委託を受け、バレエコンテンツ提供、フリーランスとしてバレエのレッスン、バレエダンサーのマネジメント等、パラレルワーカーとして活動中。 神奈川県にて、夫、長女7歳、長男3歳、トイプードルの4人+1匹暮らし http://showballet.jp/ 自分でやり方を試行錯誤できる、起業という選択 現在、バレエ教室を運営しながら、業務委託を受けてコンテンツを提供したり、フリーランスとして自分がバレエを教えたり、バレエダンサーのマネジメントしたりなど、様々な活動をしています。バレエ以外の分野でお声がかかれば動いたり… と、求められればどこまでも行きます! という気持ちで動いています。どんなお仕事も、様々なことが結びついたりして新しいものがでてきたり、発展していくので、一見全く関係のない分野でも少しのぞいてみることを意識しています。   企業に雇われていたこともありますが、実際に、働いてみると「こうしたらもっといいのに」という気持ちがどんどん湧いてきました。ただ、それを変えるために動く気持ちも気力は出てこなかった。いろいろ言ったとしても結局かわらないんでしょ… と、その当時感じていました。 起業した現在、自分でやればやり方を自由に試行錯誤できる。だからこそ、自分が生徒さんだったら、クライアントだったらどうしてほしいかという視点をいつも持っています。その視点と経営視点のバランスが難しくもありますが、今の働き方に満足しています。   仕事は効率よく!家族やママ友との助け合いがポイント 実際、パラレルワーカーとして仕事をしていく魅力は、 1、効率よく動きたい無駄な時間がなくていい 2、日常でやりたいことが全部できる! 3、パズルのように打ち合わせや予定を組み込むことができる 徒歩と電車で移動しているのですが、移動時間にできることは、移動時間内に行えるように工夫をしています。そうすることで、移動時間そのものも無駄な時間ではなくなると実感しています。 無駄な時間を減らすことによって、子供との時間もとれるし、習い事にもいかせられるし、幼稚園の役員などもできますし、人と会う時間も仕事につながったりと、私の場合仕事とプライベートがある程度ごちゃっと混ざっているような感じです。逆に言うと、仕事とプライベートをきっちり分けたい人には向いてないかもしれません。   現状としては、両親ともに遠方のため子供を預けることが難しい状況です。認可は無理ですし、無認可は収入とのバランスが合わない。主人との連携やママ友との助け合い。最低限のマナーやしつけをした上で、打ちあわせに子連れで参加しても可能なようにするなど工夫はしています。 関わってくださるみなさまとは、なるべくまめにコミュニケーションをとり、自分の仕事のスタイルを理解してもらいやすい関係性になるようにしています。   仕事を通して自分がずっと成長することができる 今の仕事は、自分で決断したという満足感があります。そして、周りに感謝の気持ちを忘れるとすぐに自分に返ってくることも… コツコツ努力すればそれも返ってくる!自分次第なとこが自分に向いているし、仕事を通して自分がずっと成長していける気がします。なによりあこがれだったバレエダンサーとバレエに関わることができているので幸せです。   違和感があるかないかを大切にしています。すんなり受け入れられたらGOサインだし、ちょっとでも引っかかる部分がある場合は周りに相談します。その時点でGOはないですが(笑)     仕事と家庭のバランスを整えて、心の余裕を持つ。 これから先、もう少し家族と豊かな時間が取れるような、仕事と家庭のバランスを整えていきたいと考えています。仕事は基本的には現場主義で生徒さんや先生、かかわってくださる人達とコミュニケーションをかかさず、お友達をおもてなしができる時間と心の余裕ができるといいなと思っています。   私自身、同年代で長女長男と同じ年の子供を持つ大切な友人を病気で失い、今が当たり前ではないと強く感じた経験があります。うまくいっていることも永遠ではないし、悲しくて辛くて落ち込むことも永遠ではないので、自分に素直に今を生きればいいと思います。子供がいても他に大切なものがあっても、土台は「自分のために生きる」ことが大事だと思います。  

子育てという壮大なプロジェクトと仕事の両方を堪能する働き方

岩田かおり プロフィール写真
  • 岩田かおり(いわたかおり)さん
  • (株)ママプロジェクトJapan 代表取締役

<プロフィール> 派遣社員、パート、専業主婦を経て3年前に個人事業主として起業。2018年7月に(株)ママプロジェクトJapan を設立し代表取締役となる。ガミガミ言わなくても勉強する子に育てる!「かおりメソッド」を提唱し、個人、企業に向けて講座を行う。東京都内にて、夫、長男16歳、長女14歳、次女10歳の5人暮らし。 ■かおりメソッド事業部 ガミガミ言わなくても勉強する子に育てる! http://kaorimethod.com/mail-magazine/     3人の子育てをしながら好きな時間に好きな場所で。工夫や挑戦を楽しめる自由な働き方 3人の子育てをしながら好きな時間に好きな場所で仕事をしたい! その思いを大切にして、これまで仕事に向き合ってきました。2013年12月から「Salon de edutainment~勉強好きな子どもの育て方」として、ご両親向けにサロンを開講し、2015年12月には世田谷区の後援事業として「かおりメソッド」が認定されたことで活動の幅が広がりました。現在では、大手企業内での定期的な講座開催をはじめ、年間、延べ1000人以上の方に関わり講座を開催できるまでに。そして2018年7月、「商売」ではなく「事業」をやりたいという思いから、(株)ママプロジェクトJapan を設立しました。 個人事業主としてはじまった私のビジネスですが、今こうして経営者として考えた時、時給・月給という給与体系ではなく、工夫や挑戦を楽しめる自由な働き方をとても気に入っています。もちろん失敗することもありますが、その経験にも価値があり、やりがいを感じています。     寝食を忘れて取り組んだ経験を経て、仕事を分担する働き方へ 実は、会社の立ち上げ時期は、寝食忘れて自分を追い込んで没頭してしまい、バランスを崩した経験もありました。今思い返すと、そこまで追い込む必要はなかったのかもしれませんが、夢中になって仕事に取り組んでいました。 今では、講座の受講生だった方にスタッフとしてサポートしてもらっています。運営を深く理解したスタッフ2人に支えられることで、仕事を分担することができ、結果的に物理的にも精神的にも助けられています。これまでの一人でこなしてきた仕事よりも、数段楽しい毎日を送ることが実現できています。   だからこそ、今の働き方にはとても満足していますし、これから年齢を重ねることも楽しみに感じています。     生き方、働き方に迷ったときは、「幸福かどうか」を判断基準に 私自身が働く中で最も大切にしていることは「幸福感」。自分が幸福と感じるポイントは何なのか、それを棚卸して以来、ほぼ毎日確認しています。また、「尊敬できる人に囲まれているか」ということも意識しています。私たちはひとりですべてのことができるわけではないんですよね。尊敬できる人が周りにいることで、見識が広がったり、お互いに助け合ったりすることができると思っています。 これから先も、尊敬する人に囲まれて、人に感謝されるモノ・サービスを提供して、その対価を頂く働き方を続けていきたいと考えています。     自分の「強み」「幸福ポイント」の棚卸しからスタート 私自身、派遣社員、パート、専業主婦を経て起業、そして会社を設立しました。 何度も「自分にできるかな??」と不安になりましたが、失敗しても命は取られない! と果敢に挑戦してきました。もちろん失敗の経験も数えられないほどありますが、その経験もすべて、今の私の基になっているのです。 自分らしく働きたいと思っている方は、まずは自分の「強み」「幸福ポイント」を棚卸するところからスタートです! 人生100年時代と言われています、楽しみ続けるのも悩み続けるのもあなた次第。 ぜひ、一緒に人生を楽しみましょう。  

自分らしく働く人にインタビュー

  • ピックアップインタビュー

私らしい生き方・働き方とは?   多様なワークスタイル、ライフスタイルを選ぶことができる今、“自分らしく生きること”を大切にしながら働く人がたくさんいます。そうした人たちは、どのようにして今のスタイルに行きついたのでしょうか?   こちらのコーナーでは、様々な分野で活躍し、自分らしい生き方や働き方で輝いている方々をご紹介していきます。 「自分らしい生き方」「自分らしい働き方」は人それぞれ。働き方も、その価値観も異なります。正社員として、契約社員として、パートタイマーとして、起業、Wワーク、ボランティア…… どんなスタイルであっても、自分らしく生きることは可能なのです。   新しい働き方を知りたい方 自分らしく生きたい、自分らしく働きたい方 迷ったときや不安になったときの乗り越え方が知りたい方   こちらのコーナーには、未来へのヒントが詰まっています。自分らしく生きている人の想いや考えを知り、みなさんのライフスタイルに役立てていただけたら嬉しいです。

チャレンジ精神と向上心と努力で手に入れた、経営者としての自由な生き方

  • 藤田朱美(ふじたあけみ)さん
  • マッサージセラピスト、サロン経営、スクール運営等

<プロフィール> 東京都在住。マッサージセラピスト/サロン経営/プライベートスクール運営/講師/瞑想指導者、一般社団法人スウェディッシュ・ディープティシューセラピー協会 代表理事、Body Therapy NY*FLOW*・オーナーセラピスト、FLOWボディセラピースクール 代表、瞑想ラボ@銀座 主宰など、様々な顔を持つ。 ■Body Therapy NY*FLOW(フロウ)* FLOWボディセラピースクール http://www.bflow.jp NYでマッサージセラピストに。現地で力をつけて帰国しサロンをオープン 大学では初等教育を専攻していましたが、バブル真っ只中だったこともあり、就職先は一番勢いのあった業界として大手証券会社を選択しました。しかし、数字を追いかける仕事よりも自分を活かせる仕事をしたいと、ダンスのインストラクターに転向。3歳からバレエを習っていたため、通い始めたダンススタジオですぐにインストラクターとしてクラスを持てるようになりました。 その後、東京ディズニーランドのダンサーに採用され、5年半、毎日踊っていましたが、持病の腰痛で引退を余儀なくされました。そこで、次の夢を探しに、単身でNY語学留学へ。留学先でセラピスト(治療家/療法士)という職業の存在を知ったのです。 精神性に興味を持ち始めたのもその頃でしたが、ダンサーのほかに自分を活かせる職業としてたどり着いたのが、マッサージセラピストでした。一旦帰国し、派遣社員として外資の自動車メーカーで働きながらお金を貯めて、再度渡米。マッサージセラピー界での最高峰と言われるスウェディッシュインスティチュートカレッジオブヘルスサイエンスで学び、好成績で卒業することができました。その後はマッサージセラピストとしてNYで活動。実力次第で収入が変わってくる厳しい世界でしたが、幸いにもクライアントに恵まれ、充実したセラピストライフを送っていました。 そんな折、当時働いていたサロンの日本支店の話が持ち上がり、「次なるチャレンジ!」と、一人帰国しサロンの立ち上げを行いました。さらに3年後にそのサロンから独立し、現在は東京銀座にサロンをオープンし、スクールも開校しています。 好きなことを仕事にするため、努力を惜しまず、時には自分に対してストイックに 経営者である現在、サロンとスクール運営が主な仕事です。さらに瞑想指導者として、イベントなどで瞑想のワークショップを不定期に開催しています。また、インターネットラジオ「ゆめのたね」パーソナリティ「いまここからだラジオ」(8/4より毎週土曜日朝9時)など、ラジオのお仕事もスタートしました。 サロンもスクールも、予約ベースでのスケジュールとなるため、不定休ではあるものの、ほぼ毎月、趣味の旅行を楽しんでいます。仕事から離れて自然に触れたり、アートに触れたりする時間もとても大切です。美術館を巡ったり、ジャズライブを聴きに行くなど、楽しみながら心が豊かになる時間も欠かせません。 ビジネスとプライベートの境界を引かず、ハワイのマウイ島でハンドマッサージのワークショップをしたり、屋久島で瞑想のリトリートをしたり、軽井沢でマッサージクラスをしたりなど、仕事も旅行も一緒に楽しむことも少なくありません。また、ここ数年はまとまった休みを取り、年に2回、海外旅行に出かけています。どこを訪れても、マッサージはたくさん受けて、リサーチし、ビジネスに活かすことを意識しています。 マッサージセラピストというのは、人の体に触れ、癒やし、健康を応援する仕事です。そのため、いつも学び続ける必要があると考えています。また、自分自身も、心身ともに常に良い状態でいること自体がこの仕事の使命でもあると思っています。自分が、健康で、心豊かに人生を楽しむことでプラスのエネルギーが生まれます。そのエネルギーに触れてもらい、人を元気にしたいのであれば、まずは自分が元気でいることが重要なのです。セラピスト=ライフワークであり、アイデンティティでもあると言えます。 国内外問わず、アクティブに行動する私ですが、「本質を探求しながら自由に生きる」ということをとても大事にしています。これまで、好きなことを仕事にしてきましたが、そのための努力は惜しまず、また、時には自分に対してストイックであることも。自分らしく自由に生きるためには、常に心掛けておきたいことなのです。 好きなもの、好きな人、美しいと感じるものと過ごせる今のライフスタイルを心から気に入っていますが、仕事も趣味も日常生活も特に隔たりがないということは“楽”ではありません。“有給休暇”がないのもそのひとつ。サロンをお休みして長期の休暇を取るということは、売上が上がらないという結果を生むことに。この問題を解決するために、経営者仲間の貴重な意見を参考にしたり、効率よく仕事するため、外部に出せる業務のアウトソーシングを検討するなど、経営者としてできることを日々考えています。 とはいうものの、時間を作れば、学びたいものを学ぶことができ、世界のどこへでも行きたいところに行くことができる今の働き方には満足しています。働き方は自分で決めるもの。瞑想指導者として活動する前、思い立って先に休みを入れて、その後仕事を調整することで時間が生まれ、10日間の瞑想のワークショップに参加したことがありました。そこではたくさんのインスピレーションや仕事のヒントを得ることができたのです。仕事に追われ、休みを調整することがなければ、決して経験することができなかったと思っています。自分の時間をどう使い、どう活かすか、それが仕事にも活きてくるのです。 自分が決めたことをやり抜くために努力し、向上心を忘れない 50代になり、人生の折返し地点過ぎましたが、今後一生、セラピストとしての活動は続けていくと思います。また、もっと人と関わり、お仕事でのコラボレーション、誰かを応援する、など、人と人の繋がりを意識する人生を送っていきたいと考えています。今年は、化粧品会社の新製品のマッサージ監修、ハワイでのハンドマッサージのワークショップ、ラジオのパーソナリティなど、新しいことにも挑戦してきました。さらに将来的には、体育大学や医学部などで「体」について学ぶ学生さんたちにもマッサージを教えたいという夢も持っています。 これまで私は、ずっと自分のやりたいことをやってきたように思いますが、やりたいことのために払うリスクも含めて自分の責任であり、やりたいことを全うする努力も大切だと考えています。アメリカ在住時、カレッジの学生の時は、平均睡眠3時間が続くこともありましたし、卒業後は武者修行として一週間に7日間、毎日休みなく4店舗のサロンで働いていたこともありました。他人から見れば苦労したように見えますが、セラピストとしての経験を積みたい一心で、とにかくがむしゃらに学び、働き、苦労を苦労と思う暇もなかったように記憶しています。 大切にしたいのは、自分の感覚。自分の心がHAPPYでいるかどうかが重要です。向上心を持ち、謙虚に、誠実に、感謝の気持ちを大切にすることを決して忘れず。そして、一度決めたことはひとまずやり抜いてみます。学びは経験でしか得られないので、とにかく動いて、ふと浮かんだアイデアに乗ってみたり、よりチャレンジングな方を選んでみたり。いろいろと試してみると心が決まり、迷いもいつの間にか小さくなっているものです。 自分らしい生き方とは、自分の選択に責任を持つということかもしれません。 そして、誰かの望む自分ではなく、自分が望む自分が誰かのためになることで、自分らしい働き方、生き方へと繋がっていくのだと思います。

自分自身の最大限の力を発揮し、更なる可能性を目指してキャリアチェンジ

  • 小野沙緒里(おのさおり)さん
  • 不動産会社勤務

<プロフィール> 大学卒業後、都銀に就職。法人営業、証券化業務に従事。営業推進・営業企画の後、部署の業務企画・経営企画にも携わる。次期中計策定の他、若手中堅の人材育成、生産性向上に向けた業務フロー改善等の指揮を執る。16年間の勤務を経て、㈱レーサムに転職。LIVLA立ち上げに従事、経営戦略担当している。夫、長女9歳、長男4歳、次女2歳の5人暮らし。 自分の可能性を追求して転職を決意 大学を卒業してから、16年間、都銀にて法人営業や証券化業務等に従事してきました。年次重視な銀行の中にあっても比較的責任のある仕事や独自性のある仕事を任せていただいていたこともあり、日々充実していましたが、銀行員生活残り十数年だと気づいた時に、人生100年時代、このまま折り返す前に、もっと自分の可能性を広げてみたいと考えるようになり、40歳を目前にキャリアチェンジを考え始めました。 証券化業務スキルを活かせる仕事の話もありましたが、せっかく第二の社会人人生を送るのであれば、自分の強みである交渉力・調整力・突破力が活かせそうな新しい仕事にチャレンジしてみようと思っていたところ、株式会社レーサムとの出会いがありました。 社会の常識にとらわれず、情熱・挑戦・信頼・対話・スピードを重視し、常に新しいことにチャレンジし、そしてそれがレーサムバリューだというこの会社に惹かれ、転職を決意しました。全く違う業界へのチャレンジに先輩同僚後輩は非常に驚いていましたが、最後には「あなたらしいね」と異口同音に言ってくれています。 これまでとは全く違う分野ではありますが、新しいものを生み出す楽しさと難しさに、刺激的な毎日を過ごしています。私は、「やるならやる」がモットー。“程よく”というのができない性格です。せっかく働くのであれば、とことん、やろう! そう決意し、仕事に重きを置いた生き方を選択しています。 自分の力は最大限に。足りないところは周囲と協力して補い合う 我が家には、小さな子どもが3人。子どもにとって、私は母であり、唯一無二の存在であることは間違いありません。未熟なママかもしれませんが、母親としての役目を果たす義務はありますし、常にそうありたいと思っています。 と同時に、社会人である以上、社会の役に立つという役目があることも事実です。この世に生を受け、ここまで生かされてきたのだから、一人の社会人として世に恩返しをし、後世に繋ぎたい。そのためには、自分のできうる最大限の力を出す必要があり、結果的に今のような働き方になりました。 とはいうものの、人間、ひとりでは何もできません。自分が常に全力で物事に挑むことで、足りないところを補ってくれる仲間の存在にも気が付きました。若いときは気負いもあり、なんでも独力でやらなきゃと勘違いしている時もありましたが、特にママになってからは時間の制限が否応なしに出てきたことで、周囲の人達と協力しながら物事を進める術を覚えるようになりました。その甲斐もあり、「横の繋がりが希薄」と言われるこの時代に、他部署や他ラインの人達をうまく巻き込んでプロジェクトを進めていく力が前職の後半で付いたように思います。また、結果として、周囲、特に後輩達へ、「こういう生き方もあるのか」とエネルギーを与えていることも実感しています。 家族の和合があるからこそ、充実したビジネスライフを送ることが可能に 常に向上心を持つことで、私らしい生き方、働き方ができるようになってきたと思いますが、まだまだ途上。もっと成長し、もっと成し遂げたいという意欲も持っています。そんな私の姿を、子ども達も応援してくれており、特に長女は、「働く」=楽しそう、と思っている様子です。 バリバリと第一線で働くスタイルは今後も変わりませんが、足許(家族)が充実していなければ良い仕事もできないと考えています。まずは家族和合。これが一番難しいのですが、とても大切なことだと思います。現在も、子どもとの時間が取れないのが悩みの種。次女がまだ2歳で手がかかるため、どうしても長女長男の話をゆっくり聞く時間が取れないのですが、1日10分だけでも子どもと向き合って話をする時間を取ろうと思っています。また、夫の協力なくして3人の子育てと仕事の両立は不可能です。夫は私のライフスタイルの一番の理解者であり、よきパートナーですが、その関係に甘えすぎるとお互いの不満がたまり、家族の雰囲気が悪くなってしまいますので、ここでも会話の必要性を感じています。家庭を大切に、その上で、他者ともしっかり関わり、周囲に良い影響を与えるような働き方をしたいと思っています。 「自分らしい」とはどういうことなのかを見つめることが大切 自分らしく生きるために、まずは「自分らしい」とは何かを見つめることが肝心だと思います。どういう風に生きると心地良いか。仮にそれが遠い理想であったとしても、見つけることさえできれば、あとはその「自分らしい」自分を演じきることです。最初は演じていたとしても、きっといつか、それが自然になると思います。