<プロフィール>
主婦でありながら、NPO法人マナビエルBALLナビゲーター、キッズ作文トレーナー、アンガーマネジメントファシリテーター、価値観ババ抜きインストラクターなどとして活動中。アメリカ人の夫、長女(12歳)、長男(10歳)の4人家族。東京都在住。

■NPO法人マナビエル
http://manabi-el.work/

家族との時間を第一に!国外でも活動可能な働き方を選ぶ

現在、小学生を対象に、言葉を通した学び方と表現の多様性を伝えるNPO法人マナビエルから業務委託を受け、BALLナビゲーターとして活動しながら、一般社団法人に所属して、アンガーマネジメントファシリテーターやキッズ作文トレーナーとして活動をしています。フリーランスで様々なお仕事に関わっていますが、家族との時間を第一に、フレキシブルなスケジュールで働けること、そして場所を問わず国外でも働けることが魅力です。

現在の働き方を選んだのは、子供が幼いうちは一緒に過ごす時間をできるだけ多くとりたいという母親としての想いを優先させたことがきっかけです。また、夫の仕事の関係で、これまでも、アメリカやトルコで暮らしていたのですが、今後も海外を転々とする生活を送る可能性があるため、海外でもニーズがありそうな仕事(海外でも活動できる仕事)を選びました。海外生活においては、各国の文化や言語、現地の人々との交流などを肌で感じることができるので視野が広がります。そうしたことを仕事にも活かせるのではと考えています。

家族との予定、子供達の学校行事予定を優先し、それらの予定を組んだ後に仕事のスケジュールを組むことができるのは、この働き方のメリットだと感じています。

マインドフルネスを実践するために、自身のアンガーマネジメントを大切にする

業務委託でお仕事をいただいたり、一般社団法人に所属したからといって、安定した収入を得られる働き方ではありません。もちろん開講できなければ収入はゼロになります。依頼ではなく、個人開講の場合、当日キャンセルが生じた際には収入はないが会場費支払いはあるため、実質赤字となったこともありました。

また、数年おきに引越しがある今のライフスタイルは、子供達は頻繁に転校しなければならない、文化や言語の違いを戸惑う、新生活のセットアップが必要、新たな友達作りなど、親子共に心身的ストレスを感じることもあります。だからこそ、ストレスを貯めこまないよう、自分自身も日頃から、アンガーマネジメントやマインドフルネスを実施しています。

今の働き方に関して、不満はありませんが、だからこそ満足はしないようにしています。現状に満足してしまうと、それ以上のより良い方法や新たな方向性に気づくアンテナが鈍くなってしまいそうなので、何か面白いことはないかな?と常にキョロキョロしています。

川俣真美 

まずは小さい事でも一歩を踏み出すことが大切!

どこで生活をするにしても、今までの経験や学びを糧とし、しなやかに対応する力を歳を重ねる毎に強くしながら生きていきたいと思っています。そして、子供達が私を見て「働くって大変だけど楽しそう!」と思えるような働き方をしていきたいと常に考えています。

生き方や働き方に迷った時は、「子供達が笑顔でいられるか?」「この選択をした時、子供達がハッピーでいられるか?」こう問いかけることが、現在の私の判断基準になっています。

川俣真美 

人生は長いようにも思えますが、あっという間に過ぎていくというのが四十路を過ぎた私の正直な実感です。「○○だから出来なさそう」「どうせ○○だから~」という考えは、とても勿体ないように思います。まずは小さなことでも、やってみたいと思うことに一歩踏み出してみましょう! トライしなければできるかできないかも分かりません。

私も小さな一歩を踏み出したことで、素敵な方々との出逢いや貴重な経験、心の充実等々、大きなものを得ることができました! その経験を、ぜひ、多くの方に味わっていただきたいと思っています。