みなさん、はじめまして。LIVLA研修事業部 組織開発ディレクターの鵜飼千登静(うかい ちとせ)と申します。
今回ははじめましてのごあいさつを兼ねて、私のキャリアと講師として大切にしていることをお話をさせてください。
JALで学んだ“人と関わる仕事の本質”
私のファーストキャリアは、日本航空(JAL)の客室乗務員です。
国内線・国際線に乗務し、安全を最優先としながら、お客様一人ひとりに寄り添う接遇、多様な価値観を持つ方々とのコミュニケーション、そしてチームで支え合いながら成果を生み出す組織力を現場で学びました。
高校生の頃からの夢であった客室乗務員となり、結婚・出産後も仕事と家庭を両立しながら働き続けることを目標としていました。
周囲には子育てをしながら活躍する先輩方がたくさんおり、私自身も「ママさんCA」としてキャリアを重ねていく未来を思い描いていました。
しかし、2010年日本航空の経営破綻により状況は大きく変化します。
当時、育児休職中だった私は、関西支店の閉鎖に伴い成田への転勤辞令を受けました。
幼い娘を育てながら家庭との両立を考えた結果、悩み抜いた末に早期退職という決断をすることになります。
長年思い描いていた未来を手放し、「これから自分はどう生き、どう働いていくのか」をゼロから考える日々が始まりました。
決して平坦な道のりではありませんでしたが、この経験こそが現在のキャリア支援や人財育成への想いの原点となっています。
自らキャリアを切り拓き、教育・研修の世界へ
退職後は、新たな道を切り拓くために学び直しを重ね、教育・研修の世界へ進みました。
現在は関西の大学4校で非常勤講師として登壇し、キャリアデザイン、エアライン、ホスピタリティ関連の授業を担当しています。
学生たちが「自分らしい働き方」や「人生の選択」を前向きに考えられるよう、自身の経験も交えながら寄り添う授業を心がけています。
また、地域共創型おしごと体験イベント「みらいのたからばこ」では、2023年より学生ボランティア・学生実行委員の統括を担当しています。
企業・地域・学生・子どもたちをつなぎながら、未来を担う若者たちの成長を支える活動にも力を注いでいます。
現場で活きる企業研修を届けたい
近年は企業研修講師としての活動にも力を入れています。
航空業界で培った接遇力やホスピタリティ、そして自身のキャリアチェンジ経験を活かし、これまでに企業、医療機関、教育機関、行政・自治体関連事業などで、
- 新入社員研修
- 接遇研修
- コミュニケーション研修
- ホスピタリティ研修
- キャリアデザイン研修
- 女性活躍推進研修
- 管理職研修
など、幅広いテーマで登壇してまいりました。
特に医療や教育、サービス業など、「人と人との関わり」が重要となる現場では、接遇やコミュニケーションが組織全体の信頼や成果に大きく影響します。
そのため私は、単なる知識やスキルの習得に留まらず、
「なぜ必要なのか」
「現場でどのように実践するのか」
まで落とし込んだ、実践型・参加型の研修を大切にしています。
「人材」ではなく、「人財」を育てる
私は「人材」ではなく、あえて「人財」という言葉を大切にしています。
JAL時代、客室乗務員として多くのお客様や仲間に支えられながら成長してきました。
安全運航を支える現場では、一人では成し遂げられないことばかりです。互いを信頼し、支え合う仲間の存在があったからこそ、私自身も成長することができました。
また、退職後に新たなキャリアを築く過程でも、多くの方との出会いやご縁に助けられてきました。
人生の転機において背中を押してくださる方々がいたからこそ、今の私があります。
だからこそ私は、人は組織にとって単なる労働力ではなく、未来を創る大切な財産だと考えています。
どれほど優れた仕組みや制度があっても、それを活かすのは「人」です。
一人ひとりが自分らしさや強みを発揮できる組織こそが、持続的に成長し、選ばれる組織になると信じています。
研修を通じて、働く人が自分の可能性に気づき、仲間との信頼関係を深め、組織全体がより良い方向へ進んでいく。そのきっかけづくりができることに、大きな喜びとやりがいを感じています。
最後に
私自身、客室乗務員としての経験、子育てとの両立、キャリアチェンジへの挑戦など、さまざまな転機を経験してきました。
だからこそ、組織で働く一人ひとりの悩みや葛藤、成長への想いに寄り添うことができると感じていますし、これまで一貫して、「人の想いに寄り添い、その人らしい成長や挑戦を支えること」を大切にしながら仕事をしてまいりました。
LIVLA研修事業部では、現場経験・教育経験・キャリア支援経験を活かしながら、一人ひとりが自信とやりがいを持ち、組織全体がより良い方向へ進んでいけるよう支援してまいります。
企業の人財育成や組織づくりでお悩みのことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。皆さまの想いや課題に寄り添いながら、より良い未来に向けた一歩をご支援いたします。
知識を学ぶだけで終わらない。
「人が変わる、組織が変わる」
このようなきっかけとなる研修を、心を込めてお届けいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。

組織開発ディレクター 鵜飼 千登静
日本航空の国際線客室乗務員を経て独立。研修講師、大学非常勤講師、キャリアコンサルタントとして活動し、人材育成・ウェルビーイング向上につながる実践的プログラムを提供。また、大阪市の女性活躍推進発信事業の責任者を約10年務める。